超要約!エンジニアの話

ITとエンジニア、時々わらい

SEが懲戒解雇されたコワイ話

軽はずみなひとつの行動で

人生狂わすことも

明日あり得るなと思った話。

 

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SI企業に勤務しているインフラエンジニアA君のお話

 

A君の担当は、有名大手企業のサーバ周りの構築請負

 

事件の当日も、

企業のデータセンターでの作業があり、

セキュリティチェックを受けてデータセンター内へ入室。

 

いつものように作業していると、

 

あ、ヤバイ。

 

携帯の充電切れる…!

見回すとコンセントアダプタはない。

 

そう、データセンターにアダプタがない現場は多いのだ。

だからといって作業するときに調べ物ができないと業務に支障がでてしまうこともあり

電源落ちはかなりのピンチ。

 

A君『あのー、すみません、

どうしても充電切らすわけにはいかなくて、

今日だけ特別にこのサーバにUSBケーブル挿していいですか?』

 

企業担当者『んー、本当はだめですけど、

まぁいいですよ!』

 

と許可をとり、充電しながら作業再開。

 

しばらくして、

いつもは滅多にデータセンターにこない部長が来て

こんにちはと挨拶、しようと思ったら

 

部長『何でサーバに携帯挿してるんだ!!!何考えてるんだ!!!』

 

と激怒&大炎上。

 

その場の謝罪では収まらず、

この問題はSI企業側の役員まで議題があがり、

 

結果、A君を懲戒解雇するという形で鎮火。

懲戒解雇は解雇の中でも、最も重い対応である。

 

現場担当者がどれだけいいよって許可くれても

そもそもの契約書内容でアウトな事例た。

 

ちなみに、絶対やってはいけないことと分かっているが、

サーバで充電したくなった気持ちはわからんでもないらしい。

 

パソコン持ち込みできないし、

携帯貸してくれないし、

コンセントないし。

 

すぐ終わるし大丈夫だろ

 

別に悪いことやろうとしているわけでないし

 

現場担当に許可取ったし

 

という考え。結構やりがちではないか。

あーあ、やっちゃったねって思う人こそ

次やる予備軍。

 

 

セキュリティ意識は常に、当事者意識とともに

持たなければならない。

 

改めて身の回りのセキュリティ意識を徹底しなければとおもった

今日この頃。

 

ガクブル